ダイビングの器材はいわゆるメンテナンスフリーではありません。日常の手入れはもちろん、専門業者による定期的なオーバーホールが必要です。

オーバーホールとは、器材を一番小さい部品の単位まで分解し、洗浄、必要に応じて部品を交換、調整して元の状態に組み戻す作業の事。命を預かるダイビング器材を信頼し、安全に使用するためには必須のメンテナンスです。

もしオーバーホールを怠ると、例えばレギュレーターのセカンドステージからエアーが出っ放しになって止まらなくなったとか、インフレーターの吸気ボタンが戻らなくなってBCDにエアーが入りっぱなしになったというようなトラブルが発生しかねません。器材セッティングの際にこのようなうなトラブルが発覚した場合は、ダイビングを中止するか、器材を別の物に交換すればいいですが、もし水中で発生した場合は、ストレスやパニック、ひいては肺の過膨張障害等の更に重篤な二次的トラブルを誘発する可能性があります。

大切なダイビング器材とより永くつきあうために、メーカーの推奨する頻度でオーバーホールを行ないましょう。一般的には100本または1年に1回のいずれか早い方とされています。

料金
\9000(I) \10000(II) \11500(III) \12500(IV)
料金に含まれるもの
オーバーホール作業代・復路送料
料金に含まれないもの
交換部品代・往路送料
セット内容
I:レギュレーター1st&2nd
II:レギュレーター1st&2nd・ゲージ
III:レギュレーター1st&2nd・オクトパス(またはAIRII等)・ゲージ
IV:レギュレーター1st&2nd・オクトパス(またはAIRII等)・ゲージ・BCD
納期
約1ヶ月
注意事項
・ワランティシステムのあるメーカーの商品は、ワランティーカードも一緒にお送りください。保証交換パーツが無料になります。
・IIIでAIRIIの場合、BCDからインフレーターを取り外してお送りください。
・オーバーホール後3ヶ月以内に、エア漏れ等の不具合が生じた場合は、無料で再調整いたします。

ダイビング器材のメンテナンスは自己の判断に委ねられていますが、ダイビングのエアタンク及びバルブについては、高圧ガス保安法の定めに従い、検査資格を有する施設で定期的に耐圧検査等を受ける必要があります。

1989年4月以降に製造されたタンクは5年毎、3月以前に製造されたタンクは3年毎に再検査を受け、検査に合格したものでなければ日本国内で使用する事はできません。

更にアルミタンクの場合は、特定検査と呼ばれるタンク内部の視認検査を毎年行なうよう義務付けられています。

マイタンクをお持ちの方は、法令の定めに従って、きちんと管理しましょう。

料金
\6000
料金に含まれるもの
再検査代
料金に含まれないもの
タンクバルブ代(新品に交換の場合)・往復送料
納期
約1週間
注意事項
・タンクバルブは機密検査と性能検査を行いますが、検査結果がNGの場合は、基本的に新品との交換(約\10000~)になります。バルブのオーバーホールは行っておりません。

・タンクは圧縮空気が入った状態では発送できませんので、検査後は空の状態で返却いたします。
Counter